障がい者にこそ ファッションは必要
残念ながら まだまだ社会は障がい者 マイノリティに優しいばかりでなく 厳しい現実 嫌なこともあるでしょう。心が落ち込んだり体がいう事をきかなかったりでどうしようもない気持ちになる事も少なくないでしょう。
だからこそ、ファッションの力を利用して毎日リセットして前へ進めるように 心を整えていくことが大切です。
そして何よりも ファッションは障がい者と社会とのバリアを一気に下げる効用があります。
少し逆の立場になってみてください。何か気になる人がいて声をかけてみようかなと思ったとき どう話しかけてよいか悩みますよね。
そんな時 とてもおしゃれな大きな帽子をかぶっていたら「とても素敵な帽子ですね!どちらの帽子ですか?」
などと話しかけやすくなります。
ド派手なピンクの車いすなら 「こんな素敵な車椅子あるんですね!」と思わず言ってしまいます。(実際にあった出来事です)
ファッションは 自分の気持ちを整えてくれると同時に 他人と関りを持つための コミュケーショーンツールなのです。
科学的にも歴史的にもファッションの効用は証明されています。
■自分の好きな色を着ているだけで 癒しの効果がありますー電機大学調べ
■人間は制服通りの人間になるーナポレオン
■着るものが人を作る 水着を着た時より白衣を着た時のほうが成績が良い ―「Mind What You Wear」 ハードフォードシャー大学 カレン・パイン教授
■衣服には人の記憶が染みついているー フランシス・コーナー=ゴールドスミス大学副学長
■なんと5万年以上前に ネアンデルタール人が初めて衣服を身に着けた動機が 「自分自身の自己表現のために。自分自身に注意を払うため」 だったというのですから驚きです。
私達はそんなファッションの力を最大限に活用して 障がい者 高齢者のQOLを高めるだけでなく
他者との繋がりを作る ファッションを提案し続けていきます。