⚘⚘ウェディングレポート⚘⚘プランナーさんへインタビュー

 

2020年の結婚式でW2-Dress(ダブルツードレス)を選択したyumiさん。

コロナ禍のため二次会をやむなく延期され、2021年の同じ日に二次会を開催。

W2-Dressを着て2次会を開催。今回の二次会の企画を共に考えてくださった会場のザ・コンチネンタル横浜のウェディングプランナー様に、車椅子ユーザーのドレス事情や、W2-Dressの印象をお聞きしました。

 

 

W2-Dressのドレスを持ち込みにて二次会の開催となりましたが、普段、車椅子ユーザーの新婦様はドレスは持ち込まれることが多いのでしょうか。

 

基本的には、併設しているドレスショップのものをお召しになっていただきます。

yumiさんも2020年の結婚式では弊社のドレスショップのドレスをお召しいただきました。二次会は皆さんご自由にお持ち込みをいただけますので、今回のようにお持ち込みの方もいらっしゃいます。

 

持ち込みドレスの中で、W2-Dressのような車椅子ユーザー様専用のドレスは過去にありましたか。

 

いえ、ありません。車椅子ユーザー様専用のドレスを見たのは今回が初めてでした。

びっくりしました。

初めて見た車椅子用ドレスに対して、率直にどんなご感想を持ちましたか。

 

―1年前の結婚式は準備にかなり時間がかかりました。このドレスはとってもスムーズで、時間がかからず、そこに驚きました。すごいなって、本当に。

 

一般的なドレスで通常の結婚式を行う場合、車いすユーザーの新婦様は具体的にどんな準備をされているのでしょうか。

 

ドレスをお召しになられるときに、車椅子から降りていただきお仕度を進めます。やはり、乗り降り自体に時間が必要になります

また、普段慣れていないスタッフが対応しますので、手際がいいとは言えず時間がかかります。ドレスをお召しいただく際には新婦様に横になっていただくのですが、実際にyumiさんの時も3人がかりでお仕度をさせていただきました。事前に3人で役割分担を決めて当日に臨みましたね

 

 

3人で普段とは違うお仕度ということで、事前に練習などをされるのでしょうか。

いえ、そういった時間は持ちませんでした。スタッフも熟練のドレスの特徴をよく知っている者たちではありますので、こうゆう順に着てもらえたら大丈夫だという感覚は持っています。事前の練習などはせずにそのまま現場に入らせていただきました。

今日のドレスのお仕度の様子をお聞きしたら、そのまますっぽりと着ることができる、ということでしたので、すごいなと感激していました。

 

 

ドレスのデザインについてですが、一般のドレスと違う部分などお気づきになられたことがあったら教えてください。

 

一般のドレスは、ドレスを着てそのまま車椅子に乗るという形ですから、どうしてもスカートの華やかな部分が車椅子の中に入り込みますそのドレスが持っているふんわり感などが正直なかなか出すのが難しいんです。

W2-Dressは、ふんわり感などもデザインそのまま出ていて、どこから写真を撮っても綺麗に見えるというのが、とても素敵だなと本当に感激しました。衣装部門のスタッフも驚くと思います。

 

今回ドレスを持ち込みましたが、会場側として準備した事や、何か不安だったことなどはありましたか。

 

ドレスに関しては全く無いですね。私たちが注意したのは、車椅子での移動時間を考慮した進行スケジュールを組むということだけでした。

 

今回お色直しがありました。前回もお色直しがありましたが、かかった時間に違いはありましたか。

 

(プランナーさん、yumiさん、宮澤さん全員で顔を見合わせて)前回は時間かかりましたね~(笑)

 

今回はよほどスムーズだったということですね。

 

そうなんです。会場スタッフ側としては宮澤さんにお仕度はお任せし、こちらを助けていただいたと感じています。

お色直しの時間が短縮できると、会場の皆さんとご一緒できる時間が増えますよね。それがyumiさんにとって良かったなと感じています。

確かにそうですね。思い出が増えますね。プランナーのお立場、もしくは個人として、など、車椅子ユーザーさん向けにメッセージなどがありましたらお願いします。

 

コンチネンタルのスタッフは障がいをお持ちのお客様へも、必要のない遠慮や、垣根はなく 必要な対応するスタッフです。いつでも私たちはウェルカムですということだけはお伝えしたいですね!

 

車椅子だからとあきらめてしまうというようなことも耳にしますが、あきらめないで是非ご相談ください、

全力でサポートしますので是非機会があればお越しください。

ありがとうございました。

 

ドレスの仕度とお色直しに通常より時間がかかる車椅子の花嫁。

回、ドレスを着るのにかかった時間は15分程度でした。その速さにプランナーさんは驚かれていらっしゃいました。

インタビュー時に横で聞いていたyumiさんが、「お仕度の時間が短いと会場の皆さんと一緒にいる時間が伸びる」というプランナーさんの言葉に、深く頷いていらっしゃいました。時間が短縮されるという、そこに思い出が増えるという足し算が生まれるのですね。

 

 

Wedding Report

2021627
披露宴会場:ザ・コンチネンタル横浜

(聞き手・山本ゆかり)

ザ・コンチネンタル横浜